「秋華賞・G1」(13日、京都)

 オークス3着以来のクロノジェネシスの態勢は整っている。

 桜花賞、オークスともに3着だったクロノジェネシスは9日、北村友を背に栗東CWへ。落ち着いた姿でアメリカンウェイク(3歳1勝クラス)を追走すると、直線入り口では反応良く加速し、スムーズに馬体を並べた。そこから無理にかわそうとはせず併入フィニッシュ。ラスト1F11秒9は評価していいが、全体は6F83秒0で少し地味に映った。

 「メンタルがリセットされたのか、すごく乗りやすい。2歳の時はがむしゃらだったが、いい意味でも悪い意味でも加減するようなところはありますね」と鞍上は最終デモを振り返った。今秋の追い切りでは、並んでから抜かないような面が出ている。やや気合不足の印象も与えるが、これをプラスに捉えるなら、ひと夏を越して精神的に大人になったと言えるかもしれない。

 JRA・G1初勝利が懸かる斉藤崇師は「オークスの時には及ばないが、8割くらいの出来にあるし、しっかりと走れる状態に仕上がっています」と期待を込めた。もう銅メダルはいらない。春の無念を秋の淀で晴らす。