「セCSファイナルS・第1戦、巨人5-2阪神」(9日、東京ドーム)

 頼りになる男が“開幕投手”の大役を果たした。巨人・山口が、7回1/3を4安打1失点で初先発のCSで初勝利。シーズン中と変わらぬ盤石の投球で、猛虎打線を封じ込めた。

 唯一のピンチは四回。2死から福留、マルテの連打などで満塁とし、暴投で失点。なおも満塁のピンチは大山を中飛に仕留め、最少失点で切り抜けた。「自分の調子を見て、うまく(投球を)組み立てられた」と持ち前の修正力を発揮した。

 126球の熱投でチームを勝利に導いた右腕に、宮本投手総合コーチは「さすがです。三冠を取っただけの事はある」と絶賛。第6戦までもつれた場合、中4日での登板にも「あります。彼の場合は大丈夫」と話した。頼もしい右腕がチームに大きな1勝をもたらした。