「パCSファイナルS・第1戦、西武4-8ソフトバンク」(9日、メットライフドーム)

 CS3試合ぶりの出場となったソフトバンクの松田宣浩選手が、悔しさをバネに2安打4打点と大暴れした。

 「試合に出してもらったので。とにかく集中して悔いのないようにバット振ろうと思っていたので、タイムリー打ててよかったです」

 初回2死一、三塁で回ってきた第1打席。松田宣は外角の変化球に逆らわずに対応して、打球を右中間に運んだ。先制の2点適時打となった。

 「短期決戦というのは先に先に試合を進める方が有利なので、そういった意味では大きな先制点になったと思います」と胸を張った。

 松田宣はCSファーストS初戦で4打数無安打に終わると、2、3戦は出番なし。この日は「5番・三塁」で先発、3試合ぶりの復帰となった。公式戦全試合でスタメン出場してきたベテランにとって2試合連続のベンチは屈辱だったが、6-4となった九回にも左前へダメ押しの2点適時打を放つなど、バットでその悔しさを晴らした。

 「ファーストSは少しベンチで見ることが多かったんですけど、みんな勝つために必死にプレーしていたんで、僕も出させてもらったら必死にプレーをしようと。いい選手が沢山いるんで、明日からも死にものぐるいでバット振っていきたいと思います」。36歳のベテランが意地を見せた。