強化方針などを巡って選手と強化部の内紛が起きるなど混迷している全日本テコンドー協会が8日、都内で理事会を開催した。13時開始の会議は、当初は17時に終了し、17時半から会見予定だったが、予定を大幅にオーバー。一度会見は18時半に変更されたが結局始まらず、さらに19時半開始予定と再度変更された。

 内紛は、9月の強化合宿をトップ選手の大半がボイコットして表面化した。選手側は6月の時点で、合宿や指導体制についての改善要望を「意見書」として提出。協会は9月18日に「回答書」を公式サイトに掲載して事態収拾に乗り出していた。だが、その後、協会は世界テコンドー連盟(WT)に「選手に不平不満はなく、困惑もない」などと報告。その事実が発覚したため、事態は悪化した。

 1日には金原昇会長をはじめとした幹部、選手、選手の指導者などが集まって協議会を開催したが、途中退席者も出るなど決裂。この日の理事会では、理事の総辞職なども提案された模様で、収拾がつかなくなっている可能性も。“延長戦”は18時50分の時点でまだ終了していない。