「パCSファーストS・第3戦、ソフトバンク2-1楽天」(7日、ヤフオクドーム)

 楽天は逆転負けで終戦した。第1戦に先勝しながら、第2、3戦を落とし、2年ぶりとなるファイナルS進出を逃した。四回に浅村栄斗内野手(28)のソロで先制したが、五回以降に加点できなかった。ソフトバンクは“CS男”の内川聖一内野手(37)が全2得点を叩き出す大活躍。リーグ2連覇の西武への挑戦権をたぐり寄せた。

 楽天・平石洋介監督(39)が1年契約の任期を終えて、今季限りでの退任が濃厚なことが7日、分かった。平石監督は1軍ヘッドコーチだった昨季途中に、梨田前監督の辞任に伴い監督代行を務め、昨オフに球団の生え抜きとしては初となる監督に就任していた。

 今季は則本昂、岸を開幕から故障で欠く苦しいスタートも、シーズン142試合目に3位でのCS進出を決め、昨季の最下位から躍進。CS敗退後、平石監督は「一回りも二回りも成長した。みんなよく付いてきてくれた」と選手を称えた。

 ただ、来季以降の優勝を目指す球団は、さらなる進化を求めて新監督を据える案を検討。次期監督は今年、球団初のイースタン優勝を成し遂げ、15年はコーチとしてヤクルトのリーグ優勝に貢献した三木肇2軍監督(42)が最有力となっている。

 石井GMは来季監督の人選について「時間をかけずに話していく。(秋季)キャンプもあるので、チームの向かう方向を作っていきたい。中長期的に優勝を目指せるチームを作っていくのが僕の仕事。そこで判断していきたい」と説明した。

 近日中に平石監督とも話し合いの場を持った上で、急ピッチに来季へ向けた新しい体制作りを進めていく。