「フェニックス・リーグ、ヤクルト8-1ハンファ」(7日、西都原運動公園野球場)

 ヤクルト・高津臣吾新監督(50)が7日、みやざきフェニックス・リーグの韓国・ハンファ戦で就任後初采配を振り、快勝発進した。3安打2盗塁の村上に積極的な盗塁を求めるなど、機動力も活用していく方針を打ち出した。

 “高津ヤクルト”の色が垣間見えたのは、四回と八回だ。いずれも右前打で出塁した村上が二盗に成功。巨体を揺らしてダイヤモンドを疾走し、後続の適時打で生還した。

 「走れるなら走らないともったいない。19歳なんだから、あれぐらいで息を切らしてちゃダメ」。サインを出した新指揮官は当然の表情。昨季は2軍で16盗塁を決めた若き大砲を、足でも戦力として捉える。村上も「一応(今季は)チーム2位の5盗塁なので。頑張ります」と呼応した。

 広岡、塩見にも本塁打が出るなど、2軍監督を務めた3年間に指導した若手が活躍して“初陣星”をゲット。「負けるより勝った方がいい。今日は理想的だったけど、これが上でできるか」。スパイスを加えながら、目指すチームの形を整えていく。