―投手出身監督ならではのチーム作り、采配のプランは。

 「前にやられた投手(出身)監督、長谷川良平さん以来と言うことですが、自分としては意識しない。自分の色(も出すが)、歴代の監督をはじめ今年の緒方監督と、ずっとやってきたカープ野球。基本はそういうところ。しっかり守る投手中心の野球をやっていきたいと思います」

 ―理想の監督像は。

 「入ったときの監督が山本浩二さんで。若い時から教えられたこと(を伝えたい)。その後の歴代監督、そして今年の緒方監督と見てきた中で、基本は変わらないと思うし、自分もその野球を引き継ぎ、それプラス自分の色というものを出せればと思っています」

 ―カープのことを知り尽くした監督として目標は。

 「今まで投手しか見てきてなかった。当然ながら先発陣の充実。そして今年の戦いの中で、やはりリリーフ陣の弱さ。故障でいなくなったり、数が足りなくなったり。ゲーム展開でも逆転されたり。そういう展開が多かった中で、リリーフ陣を充実させ、もっともっとレベルアップしないといけないと思います。基本は投手中心で守るという広島野球ですが、今の時代は打たないと勝てないという事実もある。基本は基本として、打者も投手もまだまだレベルアップしないといけないと思います」

 ―今季の反省点は。

 「まずは投手。野手も含めて若い選手が出てきている。それとともに(若い選手の成長を促しながら)戦わないといけない気持ち。他球団と比べても、実力的にも十分戦えると思う。今年はBクラスで終わりましたが、優勝できる戦力だと思っている。その戦力をうまく生かせるようにやっていきたい。目標は優勝、日本一。変わらずやっていきたい」

 ―秋季練習、キャンプのプランは。

 「まだ監督要請されてから少ししかたたず、なかなか頭が回らない。でも9日から始まる秋季練習でコーチ陣と話をしながら、11月のキャンプにも向けて、いろいろ話し合う。若い選手もフェニックス・リーグで鍛えられ、いい結果を出た者が1軍キャンプにいける。そういう(若手抜てきの)人選もあると思います。とにかくチームを明るく、コーチ、選手、みんなが一体になるようなチーム作りをしていきたいと思います」