広島の新監督に7日、今季1軍投手コーチを務めた佐々岡真司氏(52)が就任し、マツダスタジアムで会見が行われた。背番号88。5年程度の長期政権を視野に入れた単年契約で、年俸7000万円(推定)。

 チームを明るく変革することを旗印に掲げた新指揮官。広島19代目の監督として意気込みを語った。

 ―まず、ひと言を。

 「このたび広島東洋カープの監督をすることになりました佐々岡です。先ほど松田オーナーから温かい激励の言葉をいただき、改めて心引き締まる思いでいっぱいです。選手18年、そしてコーチ5年。そして今回大役を任されました。今年の経験を反省して、来季のV奪回、そして日本一を目指して、全身全霊務めさせていただきます。これからもよろしくお願いします」

 ―要請を受けた感想は。

 「まず球団の方から監督をお願いするという言葉をもらったとき、正直、本当にありがたい気持ちと、自分でいいのかなという不安な気持ちと、両方ありました」

 ―受諾してから考えたことは。

 「決めてからはカープのため、今年の悔しさをバネにもう一度優勝するんだ、という気持ちに変わっています」

 ―家族と相談したのか。

 「最初にこの話をもらって、自分一人では決められないということで、家族、息子、娘にも話をしました。最初は驚いて『冗談じゃないの?』という感じでした。自分がやるっていうことを決めた(伝えた)瞬間から、家族の中で『どういうことがあろうと、何を言われようと、しっかり家族は見守るし、応援するよ』と言ってくれました」。

 ―現役時のFA権取得時に、大好きな球団だから行使はないと話した。その大好きな球団で監督業。

 「プロ野球に入るとき、好きな球団に入れて、18年間選手をさせてもらった。そしてこの5年間コーチもして、最後にこういう大役、監督業を任せられた。プロ野球界でもそんなにできない仕事を、まして好きな球団でできる。自分の中に喜びがありますし、この球団にまだまだ恩返ししたいという思いもあります」