◆国際親善試合 日本4-0カナダ(6日・IAIスタジアム日本平)

 FIFAランク10位のなでしこジャパンは6日、国際親善試合で同7位のカナダと対戦し、4―0で勝利した。前半6分に11年ドイツ大会優勝メンバーのFW岩渕真奈(26)=INAC神戸=の右足で先制し、さらに3点を奪って完勝。1年を切った東京五輪に向け、好スタートを切った。

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 なでしこジャパンは、フランスW杯でベスト16に終わった悔しさをエネルギーに変えた。攻撃面ではコンビネーションの精度が格段に向上。守備面ではDFラインがずるずる下がることなく、前線との距離がコンパクトに収まっていた。

 4―0の快勝となった大きな要因は、岩渕が最初のビッグチャンスをモノにしたことだ。岩渕はボールを持っていない時の動きがいい。緩急のある動きでフリーになるのがうまい。だから、いい位置でボールをもらうことができる。ボールを持った時のドリブル、シュートは抜群。やはり、このチームのエースだ。

 東京五輪で金メダルを獲得することは決して簡単ではない。しかし、その可能性があることを証明した。(元日本代表FW、神戸親和女子大サッカー部エグゼクティブコーチ)