「パCSファーストS・第2戦、ソフトバンク6-4楽天」(6日、ヤフオクドーム)

 楽天は勝負の流れをつかめず1勝1敗のタイに持ち込まれた。「打つだけじゃなく四球も選べていた。良かったと思う」と平石監督が振り返るように、打線は前日と同様に力強い姿を見せた。初回に1点を奪うと、同点の三回には浅村が右翼席へ勝ち越しソロを放つ。

 だが、今季は“ソフトバンクキラー”として3勝1敗、防御率1・97の成績を残した美馬がリードを守れない。1点リードの三回2死で与えた四球から3失点。再び浅村の2点適時打で同点とした直後の四回も、福田に決勝ソロを浴びた。

 指揮官も「ずっと取った後(の失点)なので、なかなか流れが来なかった」と表情を曇らせる。初戦快勝の勢いで一気にファイナルS進出を決めたかったところだが、理想の展開とはならなかった。

 ただ、短期決戦で下を向いているいとまはない。「勝つだけ。ここで引きずっても仕方がない。腹をくくってやりますよ」。粘り強い戦いでCSに進出した今季の楽天。次の1試合へ、すべてを懸けて臨む。