秋季県高校野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の決勝が6日、明石トーカロ球場であり、報徳学園が明石商を破って6年ぶり13回目の優勝を果たした。3位決定戦では神戸国際大付が長田に勝った。上位3校は、19日から奈良県で開かれる近畿大会に出場する。

 「相手は同じ高校生。絶対に負けたくない」という強い気持ちで報徳学園の三宅雄雅主将(2年)は打席に入った。決勝で対戦したのは、今夏の甲子園で4強入りを果たした明石商だ。

 一回裏、明石商のエース・中森俊介投手(2年)に先頭打者として向き合った。甲子園でも強豪相手に力投をみせつけた好投手。「食らいついていこう」。3球目、アウトコースの直球を中前にはじき返した。

 二回裏、1死一塁の場面。やや甘く抜けたチェンジアップをとらえ、適時三塁打を放った。「攻撃が持ち味」という報徳学園の本領を発揮する一打だった。

 1番打者で試合に臨むのは「初めて」という三宅主将。大角健二監督は「大会中に調子を上げてきており、1番に据えた。主将らしく、格上チームにひるまず皆に勇気を与える打撃ができている」と評価する。

 次は近畿大会だ。三宅主将は「センバツ出場をつかみとり、『日本一』をとりたい」と力強く語った。(森下友貴)