秋季近畿地区高校野球大会県2次予選(県高野連主催)の決勝が6日、紀三井寺公園野球場であった。智弁和歌山が和歌山南陵を6―2で下し、3年連続16回目の優勝を決めた。両校は19日に奈良県橿原市の佐藤薬品スタジアムで開幕する近畿大会に出場する。

 先制の適時打を放った智弁和歌山の主将、細川凌平君(2年)は積極的な走塁で二塁に進むと、「シャー」と雄たけびを上げた。

 互いに無得点で迎えた五回表2死二塁。「自分がやる。自分なら出来る」と言い聞かせて打席に立ち、4球目のスライダーを右翼線に飛ばした。

 守備でも活躍を見せた。四回裏1死一塁、中前の飛球を走り込んでダイビングキャッチ。「走力を生かせた」と振り、「ピッチャーは一つのアウトを全力で取りに行っている。野手も全員でアウトを取りに行く」と話した。

 新チームが始動して2カ月弱。「一つ上の先輩たちは個性があった。自分たちにはまだ個性がないので、団結しないと」とチームを引っ張る。

 「この秋は負けない戦いをする。近畿大会も優勝を目指す」。力強く誓った。(西岡矩毅)