大相撲巡業の「蒲郡場所」が2020年4月に愛知県蒲郡市で開催されることが決まった。同市での巡業は27年ぶり。今回の巡業は、同市出身の第51代横綱玉の海関(故人)の横綱昇進50周年追善興行として開催される。

 1970年に25歳で横綱に昇進した玉の海関は、盲腸手術後の心臓発作で27歳の若さで世を去った悲運の力士だ。東京で不動産会社「ランドパワー」を経営する同市出身の尾崎剛さん(43)が、地元での巡業をと企画し、実現することになった。尾崎さんは、9月30日に日本相撲協会の立田川親方(元小結・豊真将関)とともに蒲郡市役所を訪れ、大相撲蒲郡場所開催を発表した。

 年6回の本場所の合間に開催される地方巡業では、力士による取組のほか、朝の稽古の様子や相撲の規則をコミカルに説明する「しょっきり」も披露される。追善興行の今回は、土俵入りの際に横綱・大関による玉の海関への焼香が予定されている。立田川親方は「巡業はふれあいの場。追善興行が開催されるのは非常に珍しいので、ぜひ来ていただきたい」と話した。

 大相撲蒲郡場所は2020年4月5日に蒲郡市民体育センターで開催される。チケットは同年1月から販売予定。問い合わせはランドパワー内「大相撲蒲郡場所実行委員会」(0120・509・855)。