◆第98回凱旋門賞・仏G1(10月6日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)

 競馬の凱旋門賞・仏G1は10月6日、フランスのパリロンシャン競馬場の芝2400メートルで12頭立てで行われ、日本から参戦したブラストワンピース(牡4歳、美浦・大竹正博厩舎、父ハービンジャー、川田将雅騎手)は11着に終わった。

 優勝は地元・フランスのヴァルトガイスト(ピエール・シャルル・ブドー騎手)。史上初の3連覇を狙った英国のエネイブルは2着に終わった。

 凱旋門賞は1969年にスピードシンボリ(着外)が日本調教馬として初めて挑戦して50年。今回の3頭を含めて延べ26頭が挑んだが、今年も悲願達成とはならなかった。

 川田騎手(ブラストワンピース=11着)「難しい、厳しい戦いだったなと思います。とてもいい状態と思いました。いい枠が当たりましたし、流れに乗りながら、内で脚をためることができれば、というイメージはありました。ゲート出てからの前半、ポジションを取るまではスムーズに走れていたと思いますし、ただ、向こう正面の中間あたりから、なかなか進んでいくことが難しくなってきまして、と同時にエネイブルとソットサスから同時に来る形となって、そこで主張しようにも進めなかったので、エネイブルの後ろをキープする形に切り替えました。目の前にエネイブルがいて、真後ろにヴァルトガイストがいて、悪くないポジションではあるとは思いますが、進みながら取れたポジションではなく、苦しい走りをしながらのポジションなので」

 「こちらの方の話でも、例年以上に今日の馬場はタフだったと聞きましたし、実際、僕がハープスターで乗せていただいた時より圧倒的に馬場が違いました。あれぐらい乾いた馬場なら日本でも対応はできると思うんですけど、こういう(欧州で)少し重たい馬場でも、日本馬にとってはとてつもなく重たく感じるのかな、と。日本とは体力の消耗が全然違うのかな、という印象を持ちました。ゴール入った後もすぐに止まるほど、止まった後も歩くことがやっという状態になるほど、体力を出し切ってくれたので、よく頑張ってくれたと思います」

 「結果を出せずに非常に申し訳なく思いますが、これだけの経験をさせていただいたことがありがたく思いますし、この経験を次に生かせるように頑張っていきたいと思います。挑戦し続けないと日本馬が勝てないわけですし、挑戦の仕方などをもう一度精査することが必要だと思いますけど、また挑戦したい舞台だな、とは思います」