【エディンバラ(英国)5日=森昌利】スコットランド1部ハーツのU-22日本代表FW食野(めしの)亮太郎(21)が、本拠のキルマーノック戦でフル出場した。1トップに入り、シュート4本を放つなど奮闘したが無得点に終わり、チームも0-1で敗れた。今後は初めて招集された東京五輪世代のU-22代表のブラジル遠征(6~16日)に合流する。

 以下は一問一答。

 -U-22日本代表に初招集された感想は?

 「まだ選ばれたという実感はなくて。でもホンマに、チャンスをもらった以上は絶対に爪痕を残してやろうとは思っているし、自分の良さを最大限に生かして、アピールできたらと思っています」

 -来年の五輪代表につながる第一歩になるという気持ちはあるか?

 「まだ全然、五輪は先の話ですから。そこまでにどうなるかは分からないですけど、やっぱり自分はハーツで着実に成長して、ここで結果を残して、自分の成長を第一に考えて、成長できた先にチャンスが出てくるのかなと思うので。今は成長することを第一に考えてやっていきたい」

 -スコットランドに来て1か月だが、成長したと感じる部分はあるか?

 「まず、英語でのコミュニケーションが取れるようになってきました。サッカーでは、今日のようにガツガツ削られる試合でも、ボールを取られなくなってきている。そういうところは自分の特徴でもあると思うので、通用するのかなと思っています。でも、フィジカル面はまだまだ改善の余地があると思っています」

 -先ほど爪痕を残すと言ったが、具体的にこうするというプランはある?

 「代表チームのコンセプトは、森保さんのものがあると思いますので、それを体験しながら、自分の場合はドリブルでチャンスを作ったり、狭いスペースを抜けてシュートを打つとか、そういうのを積極的にやってゴールを目指したい。チームにアクセントを加えるような選手になりたいと思っています」

 -今回が初招集となったが、何が1番変わったか?

 「これまでは単純に代表に選ばれるようなレベルの選手じゃなかったと自分では思っていた。今年になってこうやってフォーカスを当ててもらって、この半年、いいプレーができるようになった。ただやっていることは基本的に変わらない。自分のプレーを貫いてやってきたということで、代表に選ばれたと思っています」

 -この半年、具体的にどんな変化があった?

 「1番大きかったのは、仁志さん(G大阪U-23コーチの森下仁志氏)と出会ったことです。サッカー選手として、このままじゃ腐ってそのまま終わっちゃうんじゃないかと追い込まれた時期がありました。そこで仁志さんとの出会いで成長させてもらったので。仁志さんと出会って、メンタル面が成長した。それまでは人のせいにしていたこともあったし、天狗になった部分もありました。でも仁志さんと出会ったことで、謙虚に、常に謙虚でいられるようになった。そしてその方が成長できるということも分かりました。これからもガツガツとやりますが、一番下からという気持ちを忘れずに頑張ります」