フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズへ向けた会見が6日、都内で行われ、関大アイススケート部監督を退任した理由を「リンク内でのモラハラ行為」などと自身のブログに記したプロスケーターの織田信成氏(32)は、解説として登壇した。

 織田氏はメインキャスターの松岡修造さん、荒川静香さんとともに司会役として登場。会見冒頭では「昨シーズンもGPシリーズからフィギュアスケートって進化したなって感じていたけど、今年はちょっと、ものすごいことが起こるかもしれないです」と興奮気味に語った。

 また今季シニアデビューの横井ゆは菜(中京大)を「僕は勝手に名古屋の大砲だと思っている」と命名。田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)のスーツや髪型をいじって笑いをさそう場面もあった。本田真凜(JAL)には「(海外生活も)2年目、ちょっとずつ慣れてきていると思うし、よくなっていると感じる」とエール。「自律」を目標に掲げた宮原知子(関大)に対しては「スケート界で自分を一番律しているのがさっとん」と語った。登壇したスケーターの魅力を紹介し、深いスケート愛を語り尽くしていた。

 織田氏は先月30日までにブログで、9日に関大アイススケート部監督を退任したことについて「多忙」を理由と報道されたことを否定し「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春ごろから体調を崩すようになった」などと記していた。関大は30日、文書で「指導法をめぐって意見の相違があった」と説明。嫌がらせやモラハラ行為の有無は明記されていないながらも「これからもご本人や所属事務所と話し合いを続ける用意がある」としており、4日には公式サイトに「事態を適切に収拾できなかったことを深く反省している。今後も誠意をもって対話を続けたい」などと記した芝井敬司学長のコメントを掲載した。

 織田氏はこの問題についてはこの会見では語らなかった。