広島・山口翔投手(20)が5日、7日に開幕するみやざきフェニックス・リーグへ向けて、直球の精度向上をテーマに掲げた。高卒2年目の今季は9試合の登板で1勝3敗、防御率4・85。5月30日・ヤクルト戦(神宮)でプロ初勝利を飾ったが、その後は未勝利に終わった。

 「いい経験もあったけど、悔しい経験もある。真っすぐを戻してフォームも大胆に投げたい。ちょっとずつ縮こまって(腕が)振れていない。強い真っすぐを求めていきたい」

 シーズンを通して、1軍帯同する難しさも感じた。好不調の波が激しく、「力の入り具合や体が動いていないから、その分ボールに力が伝わらない」と痛感。「いい時だけじゃ使いづらい。使い続けられる選手になりたい」と力を込めた。

 この秋は決め球の習得も目指す。理想はドジャース・前田のスライダーだ。「真っすぐかと思ったら曲がるスライダー」と軌道を思い描いた。心技体すべてを鍛え上げ、3年目の飛躍につなげる。