◆第5回サウジアラビアロイヤルC・G3(10月5日・東京競馬場・芝1600メートル、良)

 第5回サウジアラビアロイヤルC・G3が5日、東京競馬場で行われ、1番人気のハーツクライ産駒サリオス(石橋騎乗)が1分32秒7の2歳コースレコードでV。17年のダノンプレミアム、18年のグランアレグリアといったのちのG1馬と同じく、デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。

 好発を決め道中は好位3番手からリズム良く運び、直線では外から迫るクラヴァシュドールとの叩き合いを制し、初戦と同様に上がり最速33秒1の鋭い伸び脚を見せた。石橋は「本当に力を出せて良かった。2着の馬もかなりの脚を使っていたし、それに伸び負けなかったのは力がある」と、底知れぬ能力にうなった。

 生産者のノーザンファーム・吉田勝己代表も「勝ちっぷりが良かったね。来年のダービーは決まったかな」と、リップサービスも交えて豊かな将来性を絶賛。クラシックへの道が、確かに見えた。(坂本 達洋)

 ◆サリオス 父ハーツクライ、母サロミナ(父ロミタス)。美浦・堀宣行厩舎所属の牡2歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算戦績は2戦2勝。総収得賞金は4031万5000円。重賞は初勝利。馬主は(有)シルクレーシング。