◆フィギュアスケート ジャパン・オープン(5日、さいたまスーパーアリーナ)

 フィギュアスケートのジャパン・オープンは5日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子のフリーは今季シニアデビューのアレクサンドラ・トルソワ(15)=ロシア=が国際スケート連盟非公認ながら、女子初の3種類4本の4回転ジャンプを着氷させ、160・53点の1位。大会は日本、北米、欧州の男女2人ずつの合計で争われ、日本は2位。欧州が優勝した。

 15歳のトルソワが衝撃の高難度プログラムを演じた。冒頭に鮮やかな4回転サルコー、続いて出来栄え点(GOE)2・96点の美しい4回転ルッツ、4回転―3回転の連続トウループも成功し、後半には4回転トウループから3連続ジャンプを着氷させた。

 技術点は出場12選手で男子のネーサン・チェン(米国)の98・67点に次ぐ97・51点。他を圧倒し、「うれしい。滑りに満足している」とあどけない笑みを浮かべた。試合後は練習中のトリプルアクセル(3回転半)にも言及。「跳べるようになったらすぐに導入したい」と、さらなる伸びしろも示した。

 日本のエース・紀平梨花(17)=関大KFSC=はトリプルアクセル2本成功も144・76点の3位。15歳の驚異的なジャンプを目にし「4回転サルコーをもっと練習し始める。北京五輪には4回転を(武器として)持って行けるようにする」と闘志を燃やした。