「凱旋門賞・仏G1」(6日、パリロンシャン)

 欧州最高峰の1戦に12頭が集結。エネイブルはG1で10連勝を含む12連勝中と無類の強さを誇る。史上初の3連覇へ、視界は良好だ。フィエールマン、ブラストワンピース、キセキは日本馬の悲願達成を目指す。

 もうやり残したことはない。キセキが土曜朝、エーグル調教場のレゼルヴォア直線(ダート)でキャンターをこなし、最後の調整を終えた。

 「落ち着きがあったし、体に柔軟性もある」と清山助手の表情は穏やかだ。この日は朝から雨。重い馬場を期待している陣営にとってはありがたい限り。「恵みの雨だとジョッキー(スミヨン)も思っているでしょう」と名手の腕に期待し、「名前の通り奇跡を起こす準備はできました」と胸を張った。