<フィギュアスケート:近畿選手権>◇第2日◇5日◇滋賀県立アイスアリーナ◇女子ジュニアフリーほか

女子ジュニアのショートプログラム(SP)で11位と出遅れていた本田望結(15=大阪・関大中)が、フリーで5位となる89・43点を記録。SPの43・09点と合わせ、合計132・52点で6位に入った。10位以内に与えられる西日本選手権(11月1日開幕)の出場権を逆転で獲得した。

「初めて自分によくやったなと言いたい」と満面の笑みがこぼれた。体調が万全ではなく、思うように練習ができなかった。前日のSPは納得とはほど遠い内容。それでもフリーでの巻き返しを誓った。全てのジャンプを着氷させ勢いに乗ると、終盤には客席から手拍子が起こり、歓声が飛んだ。

「昨日は体調のことで頭がいっぱいだった。今日はしんどさはそんなになかった。今朝、関大でいい練習ができて、そのイメージのままここに来た。今年一番のフィギュアができた」と満足げな表情を浮かべた。

自信を持って演技ができたのには他にも理由があった。6連勝で逆転のクライマックスシリーズ(CS)出場を果たしたプロ野球阪神の存在だ。家族で阪神ファンという本田は、この日のCS初戦DeNA戦で6点差をひっくり返し、8ー7と逆転しているのを知って、「よし、これはいける」と自分に重ね合わせた。

SPの11位から逆転の西日本選手権進出。阪神の勢いと同じく、本田は3年連続の全日本ジュニア選手権出場を目指す。【南谷竜則】