◆フィギュアスケート ジャパン・オープン ◆5日(さいたまスーパーアリーナ)

 日本、北米、欧州の代表男女2人ずつがフリーのみを滑り競う団体戦で、女子の宮原知子(21)=関大=は黒い衣装で「シンドラーのリスト」を優雅に舞い、131・94点で4位。日本は2位だった。

 宮原は3回転ルッツと3回転サルコーで回転不足を取られ、3回転フリップは転倒するミスがあったが「前回の自分にとっての初戦のUSインターナショナルよりかは体が動いてよく滑れた。ミスがあって悔しい演技ではあったけど、少しずつ前には進めているかなという手応えはつかめた」と振り返った。

 得意のステップ、スピンはすべて最高評価のレベル4をそろえ、芸術面を競う演技構成点は平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)に次ぐ68・98点と存在感を発揮。「自分の良さをしっかり見せられるように、スケーティングだったり、スピンだったり、そういうところをしっかり練習して、コンポーネンツで9点台を取れるようにがんばりたい」。この日は5項目すべて8点台。11月のGPシリーズ中国杯へ、完成度を上げていく。

 今季シニアデビューしたアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がこの日、3種類4本の4回転を着氷した。宮原は現在、3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を練習中。「4回転はそんなに簡単には跳べるようにならない。自分の強みを見直して、そこを磨いていきたい」と話した。