「フィギュアスケート・近畿選手権」(5日、滋賀県立アイスアリーナ)

 全日本選手権(12月18日開幕、東京)の予選を兼ねて、男女ショートプログラム(SP)などが行われた。女子は、昨季の全日本選手権で3本のトリプルアクセル(3回転半)を決めて8位に入った細田采花(24)=関大=が57・57点でSP首位に立った。2位は57・44点の白岩優奈(17)=関大KFSC。

 トリプルアクセルのスペシャリストが好発進だ。冒頭の3回転半で加点2・40を引き出した細田は、「アクセルが思った以上にはまって、もう一回緊張した。ほかのジャンプに影響した」と苦笑い。2つめの連続ジャンプは成功したが、続く3回転フリップは回転不足をとられた。それでも同門の白岩を抑えたのは、今季力を入れてきた大技以外のジャンプやスケーティングなどの成長によるものだ。

 昨季の日本選手権では紀平だけが成功している1大会で3回転半3本の快挙を成し遂げた。それまでは国際大会の経験がノービスのみで、今季日本スケート連盟の強化選手に入った遅咲き。「ある程度自分の感覚がある」と抜群の安定感を見せる伝家の宝刀を武器に、フリーでもトップを狙う。