「フィギュアスケート・近畿選手権」(5日、滋賀県立アイスアリーナ)

 全日本選手権(12月18日開幕、東京)の予選を兼ねて、男女ショートプログラム(SP)などが行われた。女子は、3本のトリプルアクセル(3回転半)を決めた細田采花(24)=関大=が57・57点で首位。白岩優奈(17)=関大KFSCが57・44点で2位につけた。

 演技を終えた白岩に、疲労の色は隠せなかった。8月上旬に溶連菌感染症を発症。「その後も過労からいろいろあり、ウィルス性の風邪もひいてしまった」と、9月末に出場予定だった国際大会のUSインターナショナルは、現地入りしながら体調不良で棄権した。帰国後は「10日ほど寝ていた。3週間くらいいい練習ができなかった」という状態での参戦だった。

 「ジャンプミスがない構成にした」と難易度を落として臨んだSPでは、流れるようなスケーティングで観客を魅了した。まだ回復途中で「完全ではないけど、少しずつよくなっている」と笑顔も見せた白岩。シーズン本格化へ向けてここから上昇気流に乗っていく。