体操の世界選手権はドイツ・シュツットガルトで4日から女子予選が始まり、5人の日本代表は5日の9班で登場する。

狙うのは東京五輪の団体出場枠。昨年の3位までを除いた予選上位9チームに与えられる。日本の現在地から見れば、難しい目標ではないが、複数選手に失敗が続くなどすれば雲行きが怪しくなる。

チームをけん引するのは五輪と合わせて9度目の世界舞台となる寺本明日香(23=ミキハウス)。自らを日本チームの「おばあちゃん」と称する比類なき経験値に、「初めての子たちもいるけれど、それをまとめるという意味では、どしっと構えてレジェンドとして任せられる存在になりたい」と責任感をにじませる。昨年大会の個人総合で2位となったエース村上茉愛を欠く陣容で、よりその力が求められる。

9月19日に国内で行った試技会では、4選手による総合得点は158・894点と伸び悩んだ。田中光監督は「去年の点数にあてはめると12位くらい。もう少し取れないと厳しい」と見定めていた。

点数の底上げに朗報は、試技会は左足首の捻挫で欠場した杉原愛子(20=武庫川女子大)に復帰のめどが立ったこと。3日の練習の動きを見て、段違い平行棒、平均台だけではなく、跳馬のメンバーにも組み込む計算が出来た。「ここに来て久しぶりに跳んだんですけど、国内よりもいい跳躍が出来た」と満面の笑みがこぼれる姿は頼もしい。

予選では4種目演技するのは寺本、畠田瞳(19=セントラルスポーツ)、3種目が杉原と梶田凪(18=中京大)、2種目が松村朱里(19=ジムネット体操教室)になる見込み。演技は日本時間午後8時30分から10時16分までになり、全12班は終わる6日午前4時46分に予選の順位が確定する。