競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお贈りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の中山新馬戦(芝1800m)を勝ったのはルージュバック異父弟ポタジェ(牡、栗東・友道)。関西馬ですが、かなり緩くつくられた体つき。さすがに初戦はどうかと思いましたが、それでも勝ち切ってしまうところが素質の高さですかね。まだまだ上積みが期待できそうですし、次走の上昇度が楽しみです。

 カンナSはアルムブラスト(牡、美浦・高橋文)が豪快な差し切り勝ち。「千二の競馬をしないで勝ち切った面は大きいですね。あの内容なら距離を延ばしても問題ないと思いますし、本当にいい勝ち方をしてくれました」と高橋文師も満面の笑み。次走はまだ未定ですが、朝日杯FSへ向けて、直行か京王杯2歳Sを挟むかのどちらかになりそうです。 

 サフラン賞はキズナ産駒マルターズディオサ(牝、美浦・手塚)が鮮やかな差し切り勝ち。今まで見たキズナ産駒のなかでも馬っぷりが良く、柔軟性にも優れた好素材ですね。これは楽しみな馬。次走は阪神JFを目標とのこと。

 さて関東のPOGでは最も注目を集めていると言っても過言ではないサトノフラッグ(牡、美浦・国枝、父ディープインパクト、母バラダセール)。再入厩してからは力強い動きを見せており、素質の片鱗を感じさせてきました。デビューは19日東京の芝2000m戦。鞍上は戸崎圭。当初の予定よりも1週延びたようですが、万全の態勢でターフを駆ける姿を楽しみにしたいですね。

 プリモシーンの全弟モーソンピーク(牡、美浦・国枝、父ディープインパクト、母モシーン)は、3日にゲート試験を合格しました。新潟の新馬戦を勝って放牧に出ていたサンクテュエールが帰厩。アルテミスSを目指す。

 きょうだいに活躍馬が多いフェルミスフィア(牝、美浦・木村、父エピファネイア、母フェルミオン)は14日東京(芝1600m・牝馬限定)に川田で予定。(馬三郎美浦支局・木村)