フィギュアスケートのジャパン・オープンは5日、さいたまスーパーアリーナで行われる。4日は会場で練習が行われ、女子で今季シニアデビューながら9月のネペラメモリアルで世界最高の計238・69点を出したアレクサンドラ・トルソワ(15)=ロシア=が衝撃の高難度プログラムを披露した。

 フリーの曲かけで、冒頭の4回転サルコーこそ転倒したが、4回転ルッツ、4回転―3回転の連続トウループを着氷。後半にも4回転トウループをもう1本組み込み、3種類4本の4回転を跳んだ。ネペラメモリアルよりも4回転は1本多く、ジャンプの基礎点は男子のトップ級と肩を並べる。練習終盤には、4回転のサルコー、ルッツ、トウループと鮮やかに3本連続成功と安定感も抜群だった。

 2018年GPファイナル覇者の紀平梨花(17)=関大KFSC=も4回転サルコーと3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)2本の構成を予定していたが、9月のオータム・クラシック前に捻挫した左足が完治せず、この日は跳ばず。本番は「分からない。(当日の)朝に調整できたら」と慎重。同リンクで滑ったトルソワに「すごいと思っていた選手。(自分も4回転サルコーを)早く入れたい」と、かつてない刺激を受けた。(小林 玲花)