神戸でも盛り上がるラグビー・ワールドカップ(W杯)。ファンたちのビール消費量が話題になっているが、神戸は日本を代表する酒どころ。この機会に、海外でも人気が広がりつつある日本酒の良さをもっと知ってもらおうと、酒造会社が取り組んでいる。

 創業1751年の福寿酒造が前身の神戸酒心館(神戸市東灘区御影塚町)には、1日200人ほどの見学者が訪れる。ラグビーW杯から来年のオリンピック東京大会にかけて、訪日外国人客の増加が見込まれることから、2017年に、見学者向けのパンフレットや酒蔵の紹介映像の字幕を16カ国語で用意した。

 日本酒は国内での出荷量がここ20年で半減する一方、海外への輸出は右肩上がりで伸びている。財務省の貿易統計によると、18年の日本酒の輸出額は約222億円で、この10年間で約3倍増となっている。