「パートナーに配慮して……」。4日に始まった東京五輪・パラリンピックのボランティアの研修で、東京都と大会組織委員会からこんな呼びかけがあった。パートナーとは、国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会に協賛金を払っている企業。協賛社以外の商品を持ったり、服を着たりしないでほしいというお願いだ。

 組織委が募集した、競技会場や選手村などで活動する「大会ボランティア」の研修会場では、担当者が「私たち東京2020大会は多くのパートナー企業のご支援、ご協力で成り立っている組織でもございます。各パートナー企業への配慮を、ぜひみなさん、お願いしたい」と要請した。

 「配慮」の具体例として、「パートナーのコカ・コーラのアクエリアスってありますよね? あれを飲まずに、違うスポーツドリンクを飲んで、おいしいとSNSに投稿すること」を挙げ、「それはやめて下さいね」とお願い。会場からは笑いが起こっていた。