フィギュアスケートの日本、北米、欧州の3地域対抗団体戦「ジャパンオープン」が5日、さいたまスーパーアリーナで開かれる。平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は今季初戦となる。4日は公式練習があり、宇野や紀平梨花(関大ク)が調整した。

 宇野は今季、幼い頃から指導を受けてきた山田満知子、樋口美穂子両コーチから離れ、メインコーチを置かずに挑む。スイスで合宿するなどし、「シーズンオフは色んなところにいって色んなことを経験した。今できることをやりたい」。練習では4回転フリップを確認し、「決して(調子は)良いと言える状況ではないですけど、最善を尽くしたい」と意気込んだ。

 紀平は成功すれば日本シニア女子初となる4回転ジャンプ挑戦に注目が集まる。ただ、「まだ3回転サルコーが決まらない。まずはノーミス(で演技)をしたい」と、4日は今季から挑戦を明言している4回転サルコーを跳ばなかった。本番でプログラムに入れるかは「明日(5日)の朝の練習で決めたい」と慎重だった。日本は今季からシニアに本格参戦する島田高志郎(木下グループ)、宮原知子(関大)らも調整した。

 海外勢は今年の世界選手権覇者のネーサン・チェン(米)や同選手権女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)らが出場。今季からシニアに転向する15歳のアレクサンドラ・トルソワ(同)は公式練習で、3種類の4回転ジャンプを披露。2連覇を狙う日本勢の前に立ちはだかる。(大西史恭)