愛馬ロードエクスプレスとともに、“超”特急で初タイトル獲得だ。開業1年目の坂口智康調教師(38)=栗東=が、サウジアラビアRCでJRA・平地重賞に初めて挑む。

 今年3月、定年で引退した父・正則師から受け継ぐ形で開業。これまでに9勝を挙げ、新規開業した“同期”7人の中では上村師と並ぶトップの成績だ。師が「話題になりましたね」と振り返るように、開業3カ月目の5月には令和最初の重賞となった、かきつばた記念・Jpn3(名古屋)をゴールドクイーンで制覇。早々に重賞初Vを決めるなど、順調な船出となった。

 「(厩舎の)雰囲気はいいですよ。スタッフは頑張って仕事してくれています。特にスローガンみたいなものはないけど、みんなから意見を聞くことは大切にしていますね。伸び伸びとやっていますよ」と笑顔を見せる。

 マイネルプロンプトで障害重賞は2度(3、2着)あるが、平地では初チャレンジ。新潟での新馬戦を3馬身半差で快勝したロードエクスプレスに、「乗りやすくて、センスのある馬。楽しみですね」と色気は十分。同期一番星も夢ではない。(デイリースポーツ・赤尾慶太)