日本サッカー協会は3日、W杯カタール大会アジア2次予選のモンゴル戦(10日・埼玉)、同タジキスタン戦(15日・ドゥシャンベ)に臨む代表メンバー23人を発表した。負傷で招集外となったFW大迫勇也(29)=ブレーメン=の代役としてFW浅野拓磨(24)=パルチザン、鎌田大地(23)=Eフランクフルト=を選出。FIFAランク上では格下相手となる2連戦では、絶対的エースFW不在時の新オプションを模索する戦いにもなりそうだ。また、ブラジル遠征に臨むU-22代表メンバー22人も合わせて発表された。

 森保ジャパンに新たな“武器”は手に入るのか。メンバー発表会見に臨んだ森保監督は、太ももを負傷した大迫について「チームとしては痛い」と心中を告白。その上で「本人が一番痛いこと。まずは焦らずに治してもらい、クラブ、代表で充実したプレーができるように回復をして欲しい」と早期回復を願った。

 ただ、これは新たな可能性を探るチャンスでもある。攻撃の軸として君臨する大迫不在時の戦い方は、準優勝に終わったアジア杯から継続して積み残されている、チームの大きな課題だ。安定したポストプレーで攻撃の起点となる大迫と同じスタイルのプレーを他の選手に求めるという解決策は難しく、不在時に2トップを採用するなど、攻撃の形を変化させる必要がある。

 今回のFW登録は前回から引き続いて招集の永井に加え、浅野と鎌田。指揮官は「彼ら2人は所属クラブで継続して試合に出て、良いパフォーマンスを見せている。彼らの好調な部分を生かして欲しい」と期待をかける。

 「FWのタイプが違えばオプション、戦う幅ができる。今回の3人もそれぞれ特徴を持った選手。本人たちの良さを生かして欲しい」。勝利と共に、大きな収穫を得られるか。