◆第53回東京盃・交流G2(10月2日・ダート1200メートル、大井競馬場)

 第53回東京盃・交流G2(2日)は、コパノキッキングが優勝して、藤田菜七子騎手(22)が女性騎手として初めてダートグレード競走を制した。大井競馬場で“弟子”菜七子の快挙を見届けた根本康広調教師(63)=美浦=が祝福のコメントを寄せた。

 菜七子、おめでとう! 大井競馬場の一般席で応援していました。レース後は「何でここにいるんですか」というような驚きの表情でしたけどね(笑い)。

 レースは、ハナに行くと思っていました。内枠だったし、菜七子は研究熱心。この日は内が有利という傾向を見ていたと思います。そして、コパノキッキングが一番力が上というレースをしたんじゃないでしょうか。

 初めて重賞に手がかかるプレッシャー。1番人気は乗りづらいのはわかっています。普通に乗れば勝てる…。ただ、そういう時に普通にできるか。レース前日には「肩肘張らず、悪いイメージを持たないで乗ってきなさい」と伝えました。

 18歳でデビューして、すべての人の話を真剣に受け止めるのが、菜七子のいいところですが、周りのサポートと運も必要。菜七子はサポートをしてもらえているし、結果を出せる運も持っているんだと思います。(JRA調教師)

 <オメデトウと言いたい>

 ミカエル・ミシェル騎手(ワールドオールスタージョッキーズで菜七子と競演)「彼女にとっても、馬に乗るすべての女性にとっても、彼女が(重賞を)勝つことはすごく重要なことだと思っていますし、応援しています。オメデトウ(日本語で)と言いたいです。札幌では、お互い応援しあって頑張ろう、という応援の言葉をかけ合いました。彼女は素晴らしいジョッキーだと思います。いい点は冷静さと静かさと集中力だと思います。これからもっと経験を積んでいけば、さらにいいジョッキーになっていくと信じています」