先週日曜日は中山、阪神の2場で計4レースが行われ、中山では重賞4勝を挙げたルージュバックを異父姉に持つポタジェが初陣を勝利で飾った。阪神ではアーモンドアイの近親インザムードが9番人気と低い評価に反発し、デビュー戦を完勝した。

 牡馬を相手に重賞4勝を挙げたルージュバックを異父姉に持つポタジェ(牡、父ディープインパクト、栗東・友道)が、中山5R(芝1800m)に登場。単勝1・3倍の1番人気に応えて初陣を勝利で飾った。スタートで出遅れて序盤は後方を追走。向正面で一気にポジションを押し上げると、4コーナーから直線は大外を回って鮮やかに差し切った。勝ちタイムは1分50秒1。川田は「徐々に体の方が成長してくれれば」と450キロの馬体の成長に期待すれば、友道師は「まだ子どもで競馬が分かってない。トップスピードに乗るまで時間がかかる馬。次も1800~2000mぐらいで」と話した。(採点・★★★★☆) 

 ダート1200mの中山4Rでは、06年福島牝馬Sを勝ったロフティーエイムを母に持つ、メンバー唯一の関西馬ロフティーピーク(牝、父ヘニーヒューズ、栗東・武幸)が、単勝2・0倍の1番人気に応えて新馬勝ちした。二の脚を利かせて楽々と好位につけると、直線残り200mであっさりと抜け出し、13番人気レイテントロアー(2着)に2馬身半差をつけてフィニッシュした。勝ちタイムは1分12秒7。ルメールは「スピードを発揮して、すぐにいいポジションが取れた。乗りやすかった。真面目で乗りやすかった」と話した。武幸師は「ちょっとテンションが上がるところを見せていた。気をつけて大事にいきます」と今後を見通した。(採点・★★★☆☆)

 一方、阪神では3Rのダート1800mで、ショウナンナデシコ(牝、父オルフェーヴル、栗東・須貝)が7馬身差の圧勝劇を演じた。いとこに17年シンザン記念を勝ったキョウヘイがいる6番人気ショウナンナデシコは、1分54秒3のタイムで新馬勝ち。2番手追走から、3コーナーで逃げ馬をかわして先頭へ。そのまま後続を突き放して圧勝した。7馬身差の2着は5番人気のアカボシ、さらに3馬身半差の3着には4番人気のマジックウォリアーが入り、1番人気のオークヒルハウスは11着に敗れた。岩田望は「調教がいい感触でしたし、減量を生かす積極策でと考えていました。折り合いもスムーズで後ろから馬が来た時にも、すごくいい反応をしてくれました。強い勝ち方でした」と振り返った。(採点・★★★☆☆)

 5R(芝1600m)では、祖母に06年エリザベス女王杯を制したフサイチパンドラ、叔母に現役最強馬アーモンドアイがいる血統馬インザムード(牡、父ノヴェリスト、栗東・浅見)が、9番人気の低評価に反発。道中は3番手を追走。直線で横一線の攻防から抜け出すと、最後は後続に2馬身半差をつけて新馬勝ちを飾った。勝ちタイムは1分34秒9。田中健は「ゲートをそこそこ出てくれて、内枠でもあったのでいい位置が取れました。直線の手応えは十分でしたし、折り合い面も問題ありませんでした。抜け出してフワフワするところはあったが、強い勝ち方でした」と話した。(採点・★★☆☆☆)