「京都大賞典・G2」(6日、京都)

 得意の京都では負けられない。グローリーヴェイズが、悲願のG1奪取を目指して秋初戦を迎える。

 春の2戦は確かな成長ぶりをアピールした。菊花賞5着以来となった年明け初戦の日経新春杯は、ゴール前の競り合いを制して重賞初制覇。続く天皇賞・春ではフィエールマンとのマッチレースになり、最後はわずか首差で2着に惜敗したものの、トップクラスの実力を示した。

 その後は宝塚記念のプランもあったが、激戦のダメージを考慮してじっくり休養。5カ月半のリフレッシュ期間を経て、満を持して再び京都に乗り込んでくる。9月に入ってから調教のペースを上げ始め、26日の1週前追い切りでは蓑島(レースはM・デムーロ)が乗って美浦Wでブロードアリュール(5歳2勝クラス)と併せ、1馬身遅れたものの5F66秒0-37秒7-12秒3をマーク。鞍上のステッキが数発も入る熱の込もった内容だった。

 動きを見届けた尾関師は「併せた相手は調教で走るし、今週はしっかりやろうと思っていた。落ち着いているし馬体も成長しています」と納得の表情。今後はジャパンC(11月24日・東京)や海外遠征などのプランが控えている。「完成期に入ってきているのかな」と指揮官も認める進化ぶり。まずは2つ目のタイトルを手にして、大舞台へ向けて弾みをつける。