バドミントン男子シングルス世界王者の桃田賢斗(25)=NTT東日本=が30日、遠征先の韓国から成田空港に帰国した。2週連続で優勝し、これで国際大会4連続優勝と無敵状態。「疲労との戦いもある中、勝ち抜けたことは自信になった」と大きくうなずいた。

 世界ランク1位に1年以上君臨する王者の貫禄が出てきた。中国オープン決勝では同8位のギンティン(インドネシア)との90分の死闘を制し、「打っても返しても相手は壁のように打ち返してきた。気持ちが折れそうになったが、強い気持ちでプレーできた」と振り返った。

 試合後は健闘をたたえ合い異例のユニホーム交換を行ったが、「(相手から)言われて否定するわけにもいかず。とりあえず家に持ち帰ります」と自身初の出来事に苦笑い。ただ、「認め合っているからこそ(の行動)と思う。今後ライバルになると思うし、彼と試合するのはキツいけどいい経験になる」と改めて“公認”の宿敵として警戒していた。