関西大アイススケート部監督を9月9日付で退任したプロフィギュアスケーターの織田信成さん(32)が、同30日までに自身のブログを更新し、ハラスメントによる体調不良などが退任の原因だったと明らかにした。

 関大側は退任発表時に「他の活動が多忙で、監督業との両立が難しくなった」としていたが、織田さんはブログで、「多忙を理由に監督を辞任したわけではない」と主張。「本当の理由は、私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、今年春ごろから体調を崩すようになり、辞任するまでの3カ月間リンクに行くことができなくなった」「大学の対応が誠意あるものに思えなかったから」などとつづった。

 ブログによる発信を受け、関大は同日、報道機関に文書を送信。「ご本人の理解を十分に得られなかったことは大変残念」「4月以降、指導方法をめぐって部内で意見の相違があった」とし、「その後、織田信成さんから、指導方法などに関する強い要望がありました。複数の関係者に対してヒアリングを行ったが、総合的に要望を受け入れることは妥当ではないと判断した。退任にあたっては所属事務所と協議の上、発表している」などと反論した。織田さんの後任は、学長補佐の岡田忠克(ただかつ)・アイススケート部顧問が監督も兼任する方向で調整中という。(大西史恭)