プロフィギュアスケーターの織田信成氏が29日、ブログを更新し、関大アイススケート部監督を退任した理由について、モラハラによる体調不良と明かしたことに波紋が広がっている。関大側はデイリースポーツの取材に対し事実関係を確認中とした。

 関大は9日に、織田氏の退任を発表。その時の文書には「2017年4月の着任以降、後進の育成に多大なるお力添えをいただきました。大変残念ではありますが、今後も、本学フィギュアスケート関係でご指導、ご鞭撻を賜る機会があることと存じます。心から感謝を申し上げますとともに、益々のご活躍を祈念いたします」と記されていた。

 後任については「未定」としており、文書の中には退任の理由は記されていなかった。だが、関大は当時、デイリースポーツの取材に対し、多忙な生活のため、監督として選手と接する時間が確保しづらいとして織田氏自身が春頃から悩んでいたとし、大学側としては引き続き指導の依頼をしていたが、織田氏が退任という結論を選んだと説明している。

 関大側は30日、デイリースポーツの取材に対し、事実関係を「確認中」と繰り返した。退任発表時は多忙と説明したことについても「確認中」としている。

 織田氏は29日に更新したブログで、関大のアイススケート部監督退任について、多忙が理由とされていることに真っ向反論。「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになった」として、「多忙を理由に監督を辞任したわけではなく、また関西大学との話し合いの場で『多忙で監督として十分な時間が取れない』とは一言も話していません」と説明している。