「スプリンターズS・G1」(29日、中山)

 1番人気のダノンスマッシュは直線追い込んだものの、3着が精いっぱいだった。

 父子制覇はならなかった。1番人気のダノンスマッシュは中団で脚を温存。直線で力強く伸びたが、上位2頭には届かず3着に敗れた。川田は「馬の雰囲気は抜群に良かった。負けてしまいましたが、これを経験して来年は勝てるようにもう一度組み立てていきたい」と無念の表情。4歳で同舞台を制し、香港スプリントVを飾るなど、世界へ羽ばたいた父ロードカナロアの蹄跡をなぞることはできなかった。

 安田隆師も「枠順ですね。ジョッキーも内枠が災いしたと言っていた。出して行ったら甘くなるので仕方がない。最後はすごくいい脚を使ってくれましたが…」と振り返り「勝てば香港でもと思っていたけれど」と肩を落とした。