「デイリースポーツ杯」(29日、桐生)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、3号艇の前本泰和(47)=広島・70期・A1=が3カドからのまくり差しで優勝した。今年の優勝は8月の宮島以来3回目で、通算でも区切りの110回目の優勝となった。

 前本が百戦錬磨の手腕を発揮した。S展示では3コースのスローだったが、本番では3カドを選択。「(4号艇の)佐藤(翼)君が出てくるなと思った。作戦を変えました。(S展示が)終わってから決めた」。直前の作戦変更が見事にハマった。1Mでも冷静にまくり差しのハンドル。「佐藤君が止まっているのが見えたので、3カドだけど差した」と好判断も光った。

 エンジン自体は2連対率32パーセントで、決して噴いていたわけではなかった。「物足りない、と思っていた。エンジンを考えれば出ていたのかな」と納得する。区切りの110回目の優勝となり、「結果がいいので」と笑顔を浮かべる。約3週間後に迫ったSG・ボートレースダービー(10月22~27日、児島)へ、弾みのつく結果となった。