DeNA―阪神25  DeNA戦に先発し、5回4安打無失点で10勝目を挙げた阪神・西=横浜【写真提供:共同通信社】


■西勇輝(阪神)
○7-0vs横浜DeNA(横浜)
投球成績/5回 被安打4 奪三振3 失点0

 阪神の西勇輝が28日の横浜DeNA戦で5回無失点と好投し、オリックス時代の昨季に続く2年連続2ケタ勝利をマークした。

 負ければクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅する大事な一戦で、FA移籍1年目の右腕が奮起した。初回、先頭打者の梶谷の打球が右足首に直撃するアクシデント。なんとか送球したが、しばらくグラウンドにひざをついて立ち上がることができなかった。さらに2回には連続安打で無死1、2塁、3回も先頭打者に安打を打たれるなど苦しい投球だったが、いずれも併殺打でピンチをしのいだ。

 足の痛みの影響もあって5回71球で降板したが、4安打無失点に抑えて勝利投手の権利をつかみ、「総力戦という状況は頭にあったので、初回から飛ばして良い形で後ろにつなぐことができた」と西。先発として最低限の責任は果たして胸を張るとともに、「梅野に配球面で迷惑をかけたが、しっかりカバーしてくれて、野手も守ってくれた。いいリズムで投げることができた」とバックの援護に感謝した。

 シーズン最終盤で日程に空きはあるが、1週間越しの3試合連続完封勝利でチームは4連勝となった。残り2試合、連勝で奇跡の大逆転CS進出に向け、FA右腕がセ移籍1年目の2ケタ勝利達成で望みをつないだ。