<ゴールボール女子:ジャパンパラ競技大会兼東京パラリンピック・テストイベント>◇第1日◇千葉市・幕張メッセ◇1次リーグ◇出場4チーム

世界ランキング4位の日本代表の主力で構成される日本Aが、開幕戦で同3位のブラジルを4-2(前半3-2)で破った。

開始53秒に若杉遥(24=綜合警備保障)のゴールで先制。4秒に追いつかれたが、5秒後に小宮正江(44=シーズアスリート)が勝ち越しゴールを決めた。立ち上がりの1プレーごとにコールネットが揺れるスリリングな展開になったが、2分40秒に小宮が追加点を奪って試合を落ち着かせると、後半には若杉がペナルティースローを決めて逃げ切った。

センターの高橋利恵子(21=筑波大)を中心にライト小宮、レフト若杉のシフトでブラジルのパワフルな攻撃をストップし、投げるポジションを巧みに移動しながら強敵を攻略した。小宮は「相手のセンターとウイングの間を狙う戦術通りに投球できました。コントロールを重視すればパワーがない日本でも点が取れます」と笑顔で試合を振り返った。

「競った展開は想定内で、ウイングがどれだけ点を取れるかだった。若杉、小宮は代表の中でもコントロールはトップレベルなので先発させた」と市川喬一監督(43)。パワフルな投球が持ち味の欠端瑛子(26=セガサミーHD)をベンチに置いた采配も奏功しての強豪撃破だった。