9月27日、札幌ドームにて行われた北海道日本ハム対オリックスの第25回戦は、5対1でオリックスが勝利。投打かみ合った理想的な展開で山岡泰輔投手が13勝目を挙げた。

 オリックスは初回、北海道日本ハムの先発・ロドリゲス投手に3者凡退とされたが、2回からマウンドに上がったプロ初登板の2年目右腕・田中瑛斗投手を攻め立てた。2回表、先頭の4番・ロメロ選手が二塁打で出塁。1死3塁から6番・マレーロ選手の犠飛で1点を先制した。さらに3回表、2死3塁から2番・福田周平選手にタイムリーが生まれ、序盤から2点を先行する。

 中盤の5回表、オリックスは2死1,2塁とすると、3番手・斎藤佑樹投手から福田選手が2打席連続のタイムリー。3塁への送球が乱れる間にさらに1点を追加し、完全に主導権を握る。8回表には、3番・吉田正尚選手にダメ押しの28号ソロが生まれ、スコアは5対0に。

 早い段階から援護をもらったオリックス先発の山岡泰輔投手は、最多勝率のタイトルの条件である、13勝をかけたマウンドでも落ち着いた投球を披露。満塁のピンチも併殺で切り抜けるなど、要所を締める投球で、7回までスコアボードに0を刻み続けた。

 何とか点を取りたい北海道日本ハムは8回裏、2死1,2塁とチャンスメイク。打席には本日限りで引退の2番・田中賢介選手が立った。この好機で田中賢選手がフェンス直撃のタイムリーを放ち1点を返すと、札幌のファンも大きな歓声で称えた。

 4点リードの9回裏にも山岡投手がマウンドに上がると、3者凡退に抑え、5対1で試合終了。北海道日本ハム対オリックスの今季最終戦は5対0でオリックスが勝利した。先発した山岡投手は自身13勝目を完投勝利で飾り、最高勝率のタイトルを確実なものにした。また、8回に本塁打を放った吉田正選手はシーズン165安打とキャリアハイを更新した。

 一方敗れた北海道日本ハムは、2番手の田中瑛斗投手が2イニングを2失点とほろ苦いデビュー。打線はつながりを欠き、最終戦を白星で飾れなかった。また、1500安打まであと3としていた田中賢介選手は2安打を放ち、通算1499安打で惜しまれながらも現役生活に幕を閉じた。