マラソンランナーの川内優輝さん(32)の3兄弟が走り、コース設定など裏方も務める「川内杯栗橋関所マラソン大会」が12月29日、ゆかりの埼玉県久喜市で初めて開かれる。旧日光街道栗橋宿の栗橋関所跡近くを発着点に、歴史や文化にも触れる大会に育てたいという。

 昨年のボストンマラソン優勝の長男、優輝さんと妻でランナーの侑子さん(34)、次男の鮮輝(よしき)さん(28)がゲスト走者。やはりランナーで久喜市議の3男・鴻輝(こうき)さん(27)と母が運営の裏方に回る。公務員からプロランナーに今春転向した優輝さんは「マラソンの経験を地元・久喜のために役立てたい」と常々話し、一家で盛り上げるため「川内杯」としたという。

 コースは江戸時代に関所があった利根川右岸を舞台に、河川敷の工事用道路を上流に向かう。加須市のカスリーン公園近くで堤防に上がり折り返す。天気が良ければ日光の男体山や茨城の筑波山、遠く富士山も望める。コースを設定した鴻輝さんは「堤防上は絶景ポイントでコースとしての魅力が高い」と話す。

 種目は高校生以上の10キロ(定員700人)と小学生の2キロ(同300人)。発着点がJR栗橋駅から徒歩圏のため、来年以降の開催継続、将来の規模拡大も見込めるという。参加申し込みは27日正午から。大会ホームページ(https://www.shining-foundation.org/kurihashisekisyo-marathon)を参照。問い合わせは実行委(090・4534・8857)へ。(高橋町彰)