富山市出身の大相撲・朝乃山関が25日、県警の暴力団追放大使に任命された。県警本部であった任命式で朝乃山関は「県民の関心を高めて、暴力団追放につなげたい」と話した。

 県警組織犯罪対策課によると、今年5月の夏場所で優勝し、今月の秋場所でも2桁勝利を挙げた朝乃山関の力強いイメージと人気をふまえ、大使に任命した。

 県内では暴力団関係者によるみかじめ料の徴収や暴力行為があったほか、市民や企業が身分を隠して近づいてきた暴力団関係者によって被害に巻き込まれることもあるという。暴力団の追放に向けて県警などは、従来の「利用しない/恐れない/金を出さない」の「三ない」のほかに、最近は「交際しない」を加えた「暴力団追放三ない運動プラスワン」を進めている。朝乃山関は今後、ポスターやビデオメッセージでこの取り組みの徹底を呼びかけていく。(田添聖史)