大分県警は、ラグビーワールドカップ(W杯)期間中、県内で試合がある日に大渋滞が発生しないよう、交通規制の周知と交通量抑制を呼びかける動画を制作した。YouTubeの県警公式チャンネルで配信。「大分県警大失態!?」の文字が躍るという関係者には刺激的な内容もあり、関心を集めている。

 大会開幕日の20日に、いずれも1分程度の動画3本を配信した。うち1本は、W杯の試合当日に発生した大渋滞を伝えるニュースの悪夢にうなされた警察官が、オリジナルキャラクターの「ゼブラストップマン」に変身。交通規制の周知を図るというものだ。

 ゼブラストップマンは、白バイ隊員に似た服装でマスクとサングラス、胸に「止まれ」の標識をつけ、白黒しま模様のマント姿。別の動画では、渋滞を避けるためシャトルバスに乗り込み、助けを求める声がする試合会場に向かう。

 キャラクターは、県警が取り組む横断歩道でのマナー向上キャンペーンに合わせて誕生した。県警交通規制課によると、動画の制作費はほぼ0円。県警幹部は「少しでも親しみを持って見てもらい、渋滞もトラブルもゼロにできれば」と期待している。(中島健)