「プロレス・新日本」(22日、神戸ワールド記念ホール)

 IWGPインターコンチネンタル(IC)選手権試合が行われ、挑戦者ジェイ・ホワイトが王者の内藤哲也を破って新王者となった。

 ホワイトはマネジャー外道の介入を受けながら、場外戦を交えたラフ殺法で内藤をダウン寸前に追い込むなど優位に試合を展開。終盤には猛反撃にあい、内藤の必殺技デスティーノ、自身の必殺技ブレードランナーを切り返し合うなど激闘に発展する。だが、29分過ぎ、内藤が繰り出したバレンティアを逃れてブレードランナーを成功させて3カウント。場内は悲鳴混じりのどよめきが響き渡った。

 試合後、ホワイトはリング上でマイクを握ると「ブエナス・ノーチェス(スペイン語でこんばんわ)神戸」と叫び、所属するバレットクラブの面々の名を挙げるなど、内藤の決めゼリフをまねてアピール。そこに、この日に鷹木信悟を破った後藤洋央紀が現れた。

 ホワイトは動揺しながら「来るな!お前は挑戦者にはならないぞ」と拒絶するも、外道ともども後藤の急襲を受けて退散。リングを占拠した後藤は「オレはアイツに負ける気がしない。2冠って盛り上がってるけどよ、他の誰でもない。このオレが2冠になってやる」と、内藤、ホワイト、飯伏幸太らが宣言していた史上初のIWGPヘビー級王座と同IC王座の同時保持に名乗りを上げた。

 ホワイトはインタビューで、26歳にしてケニー・オメガに続く2人目のヘビー級、IC、USヘビー級のIWGP3大シングル王座を手にしたことと、新日本のスター選手であるオカダ・カズチカ、棚橋弘至、内藤哲也を相手に好成績を残していることを力説。「オレはこれから何をすべきか?」と自問しながらオカダ、SANADA、飯伏、EVILの名を挙げた後、「後藤はこのベルトの挑戦する価値はない」と斬り捨てた。

 さらに、「お前は恥ずべき存在だ。ずっと埋もれていればいい。お前が挑戦者になれるとでも思っているのか。新日本も気が触れたんじゃないのか」と後藤を酷評。「SANADA、EVIL、お前たちのことはずっと見ているからな」と、視線を別の選手へ向けた。