パラ競泳世界選手権男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で、世界新記録を出して優勝した愛媛県今治市の山口尚秀選手(18)が18日、県庁と市役所を訪れ、中村時広知事と菅良二市長に優勝と東京パラリンピック代表内定の報告をした。山口選手は「東京パラリンピックでは金メダルを取りたい」と抱負を語った。

 世界選手権100メートル平泳ぎの決勝は11日にロンドンであり、山口選手は1分4秒95の世界新記録を樹立。日本勢の金メダル第1号となり、競泳陣で初めて東京パラリンピック代表に内定した。この大会では100メートルバタフライでも8位に入った。

 身長187センチ、体重85キロの恵まれた体格。3歳の時に知的障害を伴う自閉症と診断された。小学4年生で水泳を始め、約2年前から競技に本格的に取り組んできた。4月から瀬戸内温泉スイミング(今治市)に所属し、市リサイクル推進課でパート職員として働きながら、週6日練習に励む。