松江市出身のテニスの錦織圭選手が30日開幕の楽天ジャパンオープン(東京・有明)で、出雲日御碕灯台(出雲市大社町日御碕)がデザインされたラケットを使用することになった。故郷の風景を力に、同大会5年ぶり3度目の優勝を目指す。

 デザインがあしらわれるのは、スポーツ用品メーカー、ウイルソン製のラケット。販売などを手がけるアメアスポーツジャパンによると、ウイルソンは錦織選手とラケットなどの使用契約を結んでおり、同大会で使用するデザインについて担当者が3月に錦織選手と面談。モチーフ選びのために用意した約100種類の風景写真などの中から、青い空と海を背景に凜(りん)とそびえる出雲日御碕灯台の写真が錦織選手の目に留まったという。実際に訪れたこともあるといい、そのままデザイン化が決まった。

 灯台は、ラケット「ULTRA TOUR 95CV Kei Limited 2019」のフレーム上部内側に描かれている。灯台周辺をイメージした青地のフレームに灯台を白く描いたデザインで、錦織選手も「灯台が小さく入っていて存在感がある」と気に入っているという。