2年目は難しい――。フィギュアスケートの世界ではそう言われるそうだ。

 昨季、グランプリ(GP)ファイナルで優勝するなど輝かしいシニアデビューを飾った紀平梨花(関大ク)。指導する浜田美栄コーチは「周りからも2年目のことは言われる。本人には『挑戦者だからね』って言っています。勝って当たり前じゃない。新人が出てこようが、ベテランと一緒にやろうが、挑戦する気持ちが大事。(1年前は)大会に出られたらうれしいし、楽しくやってきたでしょ」と初心を忘れないよう諭しているという。

 とはいえ、紀平はオフなのに、ほとんど休む暇もなかったそうだ。今年3月の世界選手権直後、「やりたいことがたくさんある」と語った。慢心どころか、自らを律する姿勢はさらに厳しくなっている。